【サイコ野郎】サザエさんの堀川くんが気になる

どうも。しるちゃん(@sir_unco)です。
突然だけどサザエさんの堀川くんが気になる。というかずっと気になっていた。

国民的アニメ「サザエさん」に登場する、ワカメちゃんのクラスメイトの男の子・堀川くん。アニメオリジナルキャラクターの彼、登場当初は爽やかな優しい性格でワカメちゃんが密かに憧れを覚えているほどでした。
しかし、最近奴が何かとヤバくなっているとの噂の多い堀川くん。いやもうヤバ川
そんなヤバ川くんのエピソードについて調べたのでまとめてみました。

ヒヨコに「わかめ」と名付け、卵を産ませようとする

自身の母親が近所の幼稚園からヒヨコを貰ってきて喜んだ堀川くんは、そのヒヨコが雌だと知り、「わかめ」と命名。堂々とワカメちゃん本人にその名を告げます。(「なぜ自分と同じ名前をつけるのか?」とワカメちゃんが尋ねると、「ワカメとわかめは片仮名と平仮名なので違う」と謎発言)
さらにそのヒヨコが育ち、卵を産んだら本物の人間のワカメちゃんに食べさせたいと本人に追撃発言。
しかしそのヒヨコがのちに雄だと判明し、「堀川二世」と改名。そのヒヨコの似顔絵を描き、その絵を見たタマ(猫)が悲鳴を上げて逃げ出す始末……。

こえぇよ。。。これもしかして普段ヒヨコに電気流して遊んだりしてないよな 堀川よ。。。

塀についている人の形をした”シミ”は「僕の弟」

もう怖い。
これは自身の通う学校で堀川くんが「僕の弟」という作文を読み、その感動的な完成度を褒められるところから物語は始まります。
その作文を聞いたワカメちゃんは、果たして堀川くんに弟がいただろうか?という疑問が浮かびます。気になったワカメちゃんは堀川くんの自宅へ赴き、その衝撃的な事実を知ることに。
実は堀川くんが話していた弟”ヘイキチ”とは、まさに塀に存在する人型(のように見える)シミのことだったのです。

ヘイキチです。ときどきキャッチボールをしているんです。」困惑するフネに嬉々として話すヤバ川。そう、作文でのあのエピソードはこの壁のシミとの思い出の話。しかも400字詰め3枚。さらにそのキャッチボールにカツオお兄さんも誘う。さすが師匠。感服。

ピンポンダッシュの罪を年下になすり付ける

小学生だし、いくら頭の良い爽やかな堀川くんだってピンポンダッシュはやりたくなっちゃいますよね。彼はまだ小学生。仕方ない可愛いエピソード。
そう思ったら違いましたね。
ピンポンダッシュをしてしまったその家主がかつて警察だった怖いおじさんだったことを知ったヤバ川。その自身の罪をなんと冤罪の小学校低学年になすりつけるサイコクズっぷりを発揮。さらにそこで終わらないのがヤバ川師匠。女史ワカメちゃんの通学行き返りを紳士的に送り迎えしてあげているというなんとも爽やカッコイイその行動も、実はピンポンダッシュのアリバイ工作に過ぎなかったという事実。ここまで徹底してくると痺れますね。。。

天然を通り越した謎発言の数々

これは細かいエピソードがたくさんあったのでまとめてご紹介します。

・まずはワカメちゃんにひな祭りのパーティに誘われた堀川くんの回。
しかしそれをすっぽかしなぜか公園で草野球に興じます。そこへたまたま通りかかったカツオくん。妹への心遣いか「パーティに誘われたのではないのか?」と尋ねます。すると「貸していた本を返してほしいから呼ばれたのかと思った」と堀川謎の返答。
その後パーティへ向かったヤバ川くんはすっかり機嫌の悪いワカメちゃんと対面。そしてパーティのために着飾った彼女に「ワカメちゃん綺麗だね!」とGJすぎて息苦しい一言を炸裂させ、ワカメちゃんの機嫌をとることに成功します。しかしその後「…着物が!」を暴発。また一気に気を悪くするワカメちゃん。女子からの誘いを無碍にしたばかりか、上げて・落とすの華麗なテクニックを見せつけてくるあたりさっすがァ!

・さらに、『切手の糊を舐めただけでその種類がわかる』という特技を持つカツオくんの回。
それを聞きつけた我らがヤバ川先生。自らの叔父が集めた切手コレクションを自宅から持参し、磯野家の前で何も知らぬカツオくんを待ちぶせします(待ち伏せはヤバ川先生のオハコですね!)。そして手に持った大量のそれを差し出し、爽やかな笑顔で「この切手も舐めて欲しい」とお願いします。しかし、切手を舐める特技をすでに波平さんにキツく叱られているカツオくん。次やったら勘当されてしまう、と困った様子でそれを断ります。
が、それで引き下がらないのがやはりさすがです。次は駅の改札でカツオくんのパパ波平さんを待ち伏せすると「ぜひお兄さんに舐めて欲しいと思って」と無邪気な笑顔でそれを差し出し大主に直談判。切手コレクションに魅せられた波平パパは思わず微笑んでいましたが、こうして文字に起こすと殊更にヤバく意味深ですね。なぜそんなに切手舐めに食いついたのか、ヤバ川よ。。。

その他にもカツオくんに対し「お兄さんと僕は赤い糸で繋がっているのかもしれませんね」と突然のホモォ..発言やお友達のお家に泊まったワカメちゃんに「お泊り保育かあ」と爆撃したり、それらを聞いたカツオくんに君は謎だ、と突っ込まれると「褒めないでください」と照れたり。。。秀才すぎて不思議になっちゃってる系のサイコキャラを目指しているのか。。。成長後は厨二病界最期待のダークホースになる感がムンムンします。。。

実はヤバ川回は同じ方が脚本を書いていた

超長寿番組サザエさんともなると色んな方が脚本を書いておられるようですが、ヤバ川登場回やなにやらサイコ臭のする回はほぼ雪室俊一さんという超ベテラン脚本家さんが書かれていらっしゃるらしく。なんと堀川くんの名付け親も雪室さん。
雪室さんはサザエさんの他にもキテレツ大百科や魔法使いサリー、ドラゴンボール、Dr.スランプアラレちゃんなど名だたるアニメも担当していらっしゃったようです。う〜ん神様ですね。。。
しかし、調べてみるとヤバ川回の他にもカツオくんがなにやらキツめの災難に合う回も同氏担当が多めらしく、あらゆるところで話題になっておりました。

いやはやしかし、子供に人気のアニメの脚本を創りだすだけでなく、こうして我々のような汚い大人をも盛り上がることができるその影響力と創造力は素晴らしいです。
これからもヤバ川くんはもちろん痺れるような脚本を期待させて頂きます!

参考にさせて頂いた記事
http://matome.naver.jp/m/odai/2140599137161230901
http://matome.naver.jp/m/odai/2138916247075191201
http://it.2chblog.jp/archives/1006454789.html
http://virates.com/funny/1436630

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